MacBook Airを二週間使用してみて

MacBook Airを購入してから、約2週間が経過しました。

結論から言うと、とても満足しています。日々のアウトプットを促すモノとして、最高ではないかと思います。

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 私が現時点で思う、MacBook Airの良い点、気になる点を挙げていきたいと思います。

良かった点

  • 速い

以前のエントリーでも書きましたが、MacBook Airの内蔵フラッシュ ストレージはものすごい速さです。

スリープからの復帰、アプリケーションの起動、ファイル操作など、ストレージアクセスを必要とするすべての動作が機敏です。

ふと思い浮かんだやるべきことを即実行するために必要な要素の一つは、時間をかけずに作業に取りかかれることだと思いますが、MacBook Airではその機敏な動作のおかげで、思考を停止することなくすぐに作業に取りかかれます。

ディスプレイを開けると、即入力可能です。

  • 軽くて薄い、そして小さい

文句なしに薄いです。そして軽くて小さい。どこに持っていくにも苦になりません。

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試しにLet's Note CF-SX1と厚さを比べてみました。目視で最厚部は約3倍は違うのではなかと思いましたが、実際には最厚部で1.85倍、最薄部で8.46倍の違いでした。(CF-SX1の高さは2.54cm~3.15cm, MacBook Airは0.3〜1.7 cmです。)

当初は縦のドット数が足りないかなと思った11インチのディスプレイサイズも、もうすっかり慣れてしまいました。15インチのMacBook Proを開くと、逆にアイコンの大きさに戸惑うくらいです。

  • 剛性感

初代MacBook AirからはじまったUnibody。この軽さでも犠牲にしていない剛性感。

ディスプレイ周りのベゼルを指で押してみても、トラックパッド横を片手で持って持ち上げてみてもたわむことはありません。安心できます。

  • 静か

通常の使用時には全く音がしません。HDDやDVDドライブなどの稼働箇所が全くないため、無音です。

VMware FusionWindows 7を動かしているときなど、比較的負荷が高いアプリケーションを実行しているときにはファンが回りだしますが、一般的な作業では無音と言って問題ないでしょう。

  • 打ちやすい

MacBook AirMacBook Proよりも薄いので、キーボードの打鍵感についてはあきらめていました。ところが意外や意外、好みの固さとキーストロークでした。年数の経過したMacBook Pro late 2008よりも少し固めで、とても快適に入力できます。

  • 豊富なアクセサリ

量販店の店頭には, MacBook Airにあわせて作られたケースやカバーが豊富に売られています。豊富にありすぎて迷うくらいです。

購入してすぐに、家電量販店でケースとカバーを見に行きましたが、たくさんありすぎて迷ってしまい、結局購入には至っていません。

 

気になる点

  • ディスプレイ周りのデザイン

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MacBook Pro late 2008は液晶前面にガラスがあり、液晶部分とその周りのベゼル部分との段差がありません。しかし、MacBook Airには段差があります。持ち運びが多くなるであろう機種なだけに、その段差にホコリが溜まりそうなのが気になります。

  •  バッテリー残量とスリープを示すLED表示がない

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MacBook Proには本体のボタンを押すことでバッテリー残量が8段階で表示されるLEDが付いていました。ディスプレイを閉じているMacBook Proを持ち出すときに、バッテリー残量を素早く確認するのに非常に便利でした。無くなって分かったことなのですが、どうやらよく使っていたようです。

MacBook Airには代替機能がないため、残量を確認せずに持ち出した後にディスプレイを開き、バッテリー残量が数十%と表示されると、急いでアダプターを取りにもどるはめになります。

  • ヒンジの耐久性

アップルストアでMacBook Airを購入する前、ヨドバシカメラなど量販店で展示されているMacBook Airを何度も触っては、物欲を刺激していました。

そのときに気になったのは、展示されているMacBook Airは、ヒンジ部分が柔らかくなっているものが見られたことでした。ディスプレイの位置を最適な位置にした後に持ち上げたりすると、徐々にディスプレイが後ろへ倒れていくのです。

現段階ではもちろんそのような症状はなく、ヒンジの強度はしっかりしているのですが、使用頻度とともにだんだんと弱くなっていくのではないかと少し心配しています。

 

結論

MacBook Airはモノとしての所有欲を満たしてくれるだけではなく、キーボードに向かって何かを生み出したくなる、そんな魅力を持っている不思議なMacです。